富国強兵 殖産興業

明治維新の原点に立ち返ろう。

大英帝国の強さ 我が国の惨状 千代田区

今、午前2時。階下で音がしたので起きてみると、妻であった。

明朝のパンを仕込んでいたとのこと。小生の為の健康パンである。

生活サイクルの異なる二人が、幾多の困難を乗り越えて、こんにちあるのは、偏に

私の忍耐!と、創意工夫,努力の賜物である。秘訣を一つだけ言うと、家庭内別居である。

 

さて、昨晩、気分が沈むので、エルガーの「威風堂々」を聞こうと、YouTube を開き、BBCのPROMSを見た。

何度見ても、英国人の、いざという時の、団結心の原点を、感じる。

欧米というが、その中核国家は、やはり、大英帝国なのだ。

彼らが、昔、スペインの無敵艦隊を撃破し、世界に覇を唱えたのが、こんにちに続く繁栄の始まりなのだ。

世界史の教科書にには出てこないが、その勃興の裏面は、残虐極まりない征服劇の連続である。

白豪主義そのものである。

ビルマ王朝を破壊した時、その後宮の王女たちを、オーストラリアのダーウインあたりの売春宿に売り飛ばし、何をしたかというのは、ほんのささやか(失礼)な事例であろう。

インドで、アフリカで、ついでに言うと、中国で、何をしたのだ。

その時以来、かの国の国民に植えつけられた信条・根性が、「威風堂々」の歌詞や

「ルール・ブリタニア」の歌詞にあらわれている。世界は自分たちのものという思い上がりも感じるが!

また、世界大戦等における貴族やオックスフォード、ケンブリッジ卒業生の戦死率の高さも、国民・国家の団結のもとと言える。いうまでもなく、「ノーブレス・オブリジェ 高貴ある使命」だ。

 

それにつけても、わが国情、そして、千代田区の惨状は、何たることか。

 

戦後生まれの、中核層は、反原発で固まるなどの愚行をやめ、己の足元を固め、政治にもの申さねばならぬ!

私も含め、親、祖父母の世代の苦労を偲び、活力に変えねばならぬ。