富国強兵 殖産興業

明治維新の原点に立ち返ろう。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙

89歳の御婦人を強制的に自宅から誘い出し、千代田区長選挙の期日前投票に連れて行った馬鹿な区議がいた、と訴え出があった。 当局に一報したが、全くおぞましいことである。それをさせたのは、例の都連幹事長だとのこと。 馬鹿区議は、御婦人に、自陣営の…

選挙雑感

さる日曜日から、私の地元の区長選が行われている。 現職対前副区長という構図で、副区長のバックには、自民党都連の幹事長がついており、遺恨試合の様相を呈している。 現職夫妻を、幹事長が、「お前、だれのお蔭で区長になった!」と衆人環視の中で罵った…

アルジェリアにおける邦人の死 2

昨日の産経新聞の一面に、曽野綾子氏の「小さな親切、大きなお世話」というエッセイにアルジェリアにおける邦人の死に関して、『異文化を知る大切さ』が書いてあった。 いつもながら、クールな表現である。 さて、孫子の兵法に「彼を知り、己を知らば、百戦…

アルジェリアにおける邦人の死

アルジェリアで日本人が7人も殺された。 正義を標榜する者たちよ! 自分の汚れた手を見よ! 何がアラブの正義だ!大儀だ! 人の命を軽んずる者は天国に行けるものか! 犯人を国際手配し、虱潰しの如く捜し、厳しく処断すべきである!

イスラム世界のこと

イスラム世界のことは、なかなか理解できない。 死生観の違い以前に、我々日本人には感覚的に理解不能なものが多い。 一神教と多神教の相違だけではなく、地理的環境も全くちがう。 今世紀、国と国の戦争ではなく、宗教間の争いが最終戦争になるかもしれない…

横綱大鵬の死去

大鵬の死のニュースを聞き、還暦を過ぎた身ではあるが、あらためて、自分の青春の終焉を感じた。 巨人・大鵬・卵焼き の世代ではあるが、昨秋、散歩中、 銀座のライオンの前で王選手とすれ違った時、ご病気のせいか、王氏が小さく、細くなられて、はっとした…

危機管理 雑感

アルジェリアでのアルカイダ一派(いっぱ)による人質事件で考えた。 この種の事件が発生すると、俄か評論家やコメンテータが出しゃばってくる。 そのような者たちには言いたいことを言わせておけばよい。 民度に関連するが、危機管理力は、個人(企業)の力…

指導者を論じよう 2

英国の近年の宰相たちは、トニー・ブレアもキャメロン現首相も支配階層が計画的に育成した人物である。 あの見事な宰相ぶりは、一朝一夕に作り上げられた人格によるものではないと思う。 そのシステムについて深く知りたいと以前から閑雅ている。 私は、この…

指導者を論じよう

唐の太宗は、名君で貞観政要によく記されている。 私は、特に諫議大夫を設置したということが大きいと思う。 役人時代、約30年前になるが、山本七平氏の解説になる「帝王学」(貞観政要の読み方)を手にし、目を覚まされた。 その頃から私の役人離脱作戦をス…

次郎長 2

清水の次郎長 に関し、 もう一つ。 当時、日本の人口が三千万人余の時期に、彼には三千人の子分が居たという。 山岡氏が、その多くの子分を束ねるコツを尋ねたら、 次郎長氏、首を傾げながら、 さて、小言を言う時は、個室で一対一の差しでやります。 褒める…

清水の次郎長

幕末から明治にかけ、清水の次郎長がいた。 ある日、山岡鐵舟が問うた。 お前の為に、死んでくれる子分は何人いるか? 次郎長曰く、 一人もおりません。 しかし、わっちは、子分の為にいつでも死ねます。 現代、人間の環境が変わり、思考回路も変化している…

御挨拶

開設にあたり、ひとこと。 私、本年、62歳。 社会人となっての大半の期間を永田町で生息し、居住し、政治家たちを観察してきた。 子育てもした。 いま、甚だしい徒労感に苛まれて、病気になるくらいである。 還暦を過ぎて、二年あまり、思うに、所謂、団塊…