これはと思って取り立てた男に裏切られたことがある。
無残な結果であった。
面従腹背、巧言令色、職務怠慢、誹謗中傷、等々
人間の業か!
零細企業ゆえ、個人的に詰めねばならなくなった。
重大な、重要な警備の現場が二つ消え、資本金を上回る損失が出た。
父が亡くなった前後のことであった。
その男たちを恨むまいと思いつつ、愚痴になる。
明日は、父の祥月命日。
少し、上品に過ごしたい。
午前中は、親不知関連の治療、午後は新しい依頼ごとの打ち合わせ。
あと2年命を保ちたい。
元和偃武400年まで。
親父に叱られそうだ。
一族の平均寿命を縮める愚か者めと!