ある愚行
この国の恥部について記す。
権力者の一部に存在する下等・愚劣な意識についてである。
近年、総理を務めた人物の親について、その出身地の県知事が、東京での県人会総会に際し、県人会幹部から、総理を県の縁故者来賓として招こうと提案された時、
あれの親はあの地域の生まれだからやめとけ
等と発言したという。
県人会総会は、一年に一回定例会があるそうだ。
某県知事は、その総理の在任中、一度も招待に賛意を示さなかったという。
某県知事は、消防庁長官を務めたことがある。
人はどこで生まれようと、生まれた本人の責任ではない。
すべて神様の思し召しである。
それぞれに、辛い人生もあれば、楽に見える人生もある。
県知事の人間性が愚劣なことは、明らかだが、周囲にそれをたしなめる人間が
居ないのも問題だ。
頑張って総理を育てた親は、立派なひとであろう。
それを称揚しないで、悪く言う馬鹿とその側近、追従者たち。
これも、まだまだ現実である。
蛇足だが、この知事、出馬する前、私にまで頭を下げにきた。
当選後は知らぬ顔。
ついでに、今年の宮中の歌会始で、招待されたのに、居眠りをして関係者に注意をされたという行儀の悪い奴だ。
某国立大学法学部卒を鼻にかける、阿呆でもある。