教育 学歴 人生
教育、学歴、が 日本人を 馬鹿にしてしまったと思う。
私の周辺には、高学歴で世間的に著名な人が多いが、
高学歴でも、何だこいつはという人も又多い。
人柄と学歴が一致することの方が少ない。
高学歴を求め続ける人々の群れの中で育てられた私(子供の頃は抜群の神童でした。)は、
その中の掟に背き、親や担任教師を嘆かせてばかりだったが、
幼少時に直感的に思っていたのは、「何かが違う」 であった。
休みの日や、学校の帰り道、工事現場をずっと見ていたり、
工場を覗いて、人々が働く様子を見続けていた。
ホワイトカラーの父は、それ(私の行動を)を叱り、
「あのようになってはいけない。勉強せい」の一点張りであった。
でも、私は、何かがちがうであった。
勉強は嫌いではなく、読書好きで知られてはいたが、受験勉強は忌避してばかりいた。
高校の補習授業は、大概、映画館行きの時間か、大好きな彼女とのデイトになった。
いま、明治以来の学歴偏重主義は、とっくに無くなっているのだ。
気がつかない者がまだいるのか、それとも、気がつかないふりをして、
教育ビジネスを展開しているのか。
有意義な人生をおくれば、ちゃんと飯が食える社会にするチャンスかもしれぬ。
気を入れて、関わりたい。