御誓文 2
幕末から、明治維新にかけて、の動きは、内戦と言ってよかろう。
御誓文は、それでも、理想に燃えた人々が、帝と臣下の者たちが、
共に、神に誓約したものである。
集団心理の活用というか、儀式を、活用し、その気にさせるやり方は、洋の東西を問わず、多くある。
そうしなければならない理由が脆弱な体制にあり、王政復古の掛け声を、強くする、効果はあったと思う。
このような政治手法は、アーサー王の頃から存在し、フリーメイスンの儀式の中にもある。
ひ弱な政府の始まり、
時に、明治帝は、満15歳!
よくよくの思いがあったであろう。
その思いを以て大業は成ったのである。
情熱あればこそだ。
政治と情熱は、共存せねば嘘である。